Q 公立高校入試で第一志望校全員合格おめでとうございます。一昨年、昨年、そして今年と連続して、全員合格を達成していますが、昨年と何か変更はありましたか?
A ありがとうございます。今年の入試対策で、一番の変更点はなんといっても白根校開校ですね。2021年11月に白根通り近くにオープンしました。まさにこれから冬期講習というタイミングです。当初、上白根校の受験生は白根校の開校が自分の受験には無関係だと思っていた生徒さんがほとんどだったと思いますが、大ありでしたね。最終的には公立入試を受けるすべての受験生が白根校で冬期講習や補講授業を受けたり、自習ブースも利用していました。中学3年生の入試と1、2年生の学年末試験が同じタイミングですので、直前の土日では自習ブースを利用した生徒さんが30人近く出入りしてたと思います。それくらい上白根校の生徒さんにも白根校は利用しやすいし、まあ通いやすいということだと思います。今年の入試対策では白根校をフル活用したというのが一番の変更点ですね。
Q なぜ白根校を開校したんですか。
A 昨年末に5年連続となる過去最高生徒数を達成したんですが…上白根校ってとても小さいんです笑。夏期講習や冬期講習などは毎年すぐに満席になってしまいますし、昨年までは夏以降、生徒募集を制限する年もありました。昨年の2021年入試の時は受験生が多かったので、冬期講習が行えないギリギリのところまでいってしまいました。これに関しては一部、時間割についてご迷惑をおかけしたかたもいましたので、申し訳なかったです。白根校はもちろん今中、鶴中、上中、白根小など、新たな生徒さんの学習支援という大義もありますが、上白根校の分校という意味あいも持っています。そのため、自転車ですぐ行ける近隣に2校目を開校するというちょっと変わった開校の仕方となりました(※広さは上白根校の3倍以上あります)。今後、上白根校で生徒さんがあふれるようなことがあったら、白根校での受講も可能ですし、白根校は土日にも開校している教室なので、たくさん勉強したい生徒さんは週末、白根校に通うということもできますね。今、教室では現中2(2023年入試生)が非常に多くなっていますので、来年の2023年入試では今年以上に、白根校をフル活用すると思います。余談ですが、白根校については、私(教室長)がひとりで机やパーテーションをすべて製作し、壁の改築等も行っておりますので、そういう意味でもたくさん利用していただきたいですね笑。
Q 今年はどんな入試対策をしましたか。
A 12月からは、週末の白根校を受験生向けに開放して、毎週末は理科・社会の無料補講授業を実施していました。1月からは過去問を解いたり、面接の練習を繰り返しやりました。面接もかなり点数に差が出ますし、合否に大きく関わります。学校や年度により、生徒さんたちの面接の仕上がりが違ってますので、教室のほうで教室の基準をクリアするまでは何度も練習していますね。学習面では実は今年は大きな変更を加えましたが、ここは秘密です笑すみません。結果として今年は倍率1.6倍以上の高校を見事に合格した生徒さんもいましたので、入試対策としては良かったと思っています。
Q 授業はどんなことをしていますか。
A 今年からは教室のオリジナルカリキュラムが強化されています。中1の後期以降からは毎回の通常授業で、入試対策がスタートします。これも具体的な内容はふせておりますが、入試まで長期的なプランで対策をしていくことになりました。また英語ではリスニングなども積極的に導入しています。公立高校入試を目指すのであれば、できれば中1からご入塾いただくことをお勧めしています。また中学入学準備のための英語学習については小学5,6年生のうちに、算数や国語の学習については小3からスタートいただくことをお勧めしております。
Q 今後のキップの方向性を教えてください。
A 【塾のほうで掲げている理念のひとつに「リーズナブルで安心の教育インフラとしての地域貢献」というものがあります。料金が安いから授業の質が落ちるのでは意味がなくて、低料金だからこそ、頼れる学習塾でありたいし、質の高い教育サービスを提供し続けられるような教育機関でありたいなと考えています。そのためには、試行錯誤しながら目の前の生徒さんの抱えている課題に真摯に向き合い、一つ一つ解決策を模索し続けることが大切じゃないかなと思っています。苦手科目でも定期試験で80点以上取れるように、リードしていきたいですね。】という昨年のコメントを流用しつつ、今年は授業毎にお渡している指導報告書や授業内容を強化し、こだわっていきたいですね。実は今年から教室内のほとんどの授業内容を教室長が決めることになります。教室全体として、より計画性を持って日頃の生徒さんの学習を支援できればと思っております。